インターナショナルビートルウィーク2004で、ビートヴォックスに出会った時の事を今でもハッキリと覚えている。
私は友人達と共にマシューストリートを歩いていた。沢山の騒がしいグループが道路に溢れ、歩くこともままならなかった昨夜とはうって変わり、この日のマシューストリートは人影が疎ら。その時、誰かが 「見て、日本のビートルズよ!」と突然叫んだ。黒のレザージャケットに包まれた4人の男性達は、周りの人達に会釈し、微笑みながら歩いてきてキャヴァーンクラブに入っていった。私達は「彼等のステージを見逃すことができない!」って直感した。
その夜、キャヴァーンクラブへ彼等のコンサートを観に行った。その演奏は、私達の期待を決して裏切りらなかった。ビートヴォックスは、1時間のインターバルを挟み2ステージ演奏。ビートヴォックスのパフォーマンスがいかに強烈だったかは、キャヴァーンクラブに出演した他のバンドの熱気、汗、音、渇き、および興奮を知っている人なら誰でも簡単に想像できたと思う。
1回目のステージではスーツ姿で「Love Me Do」、「She Loves You」や「Help!」の時代の曲。1時間後のステージ(全員が黒レザー姿)では、「My Bonnie」や「Cry For A Shadow」の様なアーリービートルズ時代の曲を演奏した。
彼らはビートルウィーク2004期間中、キャヴァーンクラブ、キャヴァーンパブ、そしてアデルフィホテル等合計7回演奏し、いたる所で拍手喝采を浴びた。
私達がリヴァプールを離れる前日、アルバートドックでNackeyとRyoを偶然見つけて声を掛けた。彼等はともにすごくフレンドリーで、何枚か一緒に写真を撮って貰った。彼等はキャヴァーンクラブでの最終公演があることを私達に教えてくれたが、残念ながら私達ファンクラブ一行がプラハに帰る日であった。